高級革靴ならほぼ必需品と言っても過言ではないシューツリー。
シューツリーを入れるか入れないか?という話だと、ほとんどの方が「入れる!」と答えるんじゃないでしょうか。
でもこれが、シューツリーをいつ入れるか?という話になると、なぜか答えが2つに分かれます笑
革靴に興味持ち始めた方からしたら、入れるのは分かったけど結局いつ入れればいいの?ってなりますよね。のすけ もそうでした。
ということで、今回はこの議論に のすけ なりの結論を出したいと思います!
シューツリーについての議論
そもそもシューツリーというのは革靴の形をキープしたり、アッパーのシワを伸ばための道具のことです。木製のものが多いですが、安価なものだとプラスチック製のものもあったりします。
シューツリーは入れないよりは絶対に入れといたほうがいいもんではあるんですが、いつ入れるかという話になると以下の2つに立場が分かれます。
・脱いだらすぐ入れる派
湿気が逃げるタイミングが一番革靴が変形してしまうタイミングだから、すぐにシューツリー入れないと型崩れしちゃう!
シューツリーが湿気も吸収するから一石二鳥!
・1日置いてから入れる派
シューツリーに吸湿性なんてあるの・・・?
ちゃんと湿気飛ばさないと靴の中カビちゃうよ?一晩かけて乾かしてからシューツリー入れたほうがいいって!
それぞれの主張はこんな感じですかね。
シューツリーの吸湿性?
そもそもシューツリーはちゃんと湿気を吸ってくれるのか?っていう話です。

シューツリーの仕上げ方法は無垢仕上げとニス仕上げの2種類に大別されます。
無垢仕上げってのはその名の通り何の塗装もされていないシューツリーのことです。見た目もさることながら、触った感じも木そのものって感じです。割り箸みたいなね。
対してニス仕上げはその通りニスが塗られています。見た目もツヤツヤですし、触った感じもスベスベしてます。無垢仕上げのものより高級感はあります。
吸湿性という面で言えば、無垢仕上げはたぶんそれなりに湿気を吸ってくれると思います。ほぼ木そのものですからね。
ただニス仕上げについては、まったく吸湿性ないと思います笑
表面をニスで覆ってるんで当たり前といえば当たり前の話ですが。
のすけ の結論!
のすけ の場合ですが、シューツリーは一晩置いてから入れることがほとんどです。
内勤とは言え丸一日革靴履いてますし、汗っかきな自覚はあるので、湿気飛ばすのを優先してます。カビなんぞ発生した日にはメンタルがヤバいです。
でも今までこのやり方でやってきて、型崩れ起こしたりもないんで、実はそんなに気にしなくていいのかも?笑
でもホントは場合によると思う
のすけ は湿気飛ばすのを優先してますが、型崩れするほうが嫌だという方は、すぐにシューツリー入れてもいいんじゃないかなと思います。要は何を優先するのかってことですね。
あとは革靴履いてる環境とか時間なんかも加味して判断していいんじゃないかなと。
例えば、会社着いたらサンダルに履き替えるから通勤の時にしか革靴履かないよ、とか、今日は寒かったしそんなに汗もかかなかったな、とかっていう場合はそんなに湿気も溜まってないでしょうしすぐに入れちゃっていいと思います。
逆に、今日はずっと外回りでめっちゃ歩いたな、とか、雨に降られて靴も濡れちゃった、とかっていう場合にはしっかり乾かしてからシューツリー入れたほうがいいと思います。
むしろ雨に振られたなら新聞紙とか除湿剤みたいなの使って、ちゃんと乾かしてあげたほうがいいと思います。
あとはシューツリーによっても違ってきます。
無垢仕上げのものなら、それなりに湿気も吸うんですぐに入れちゃってOKかと思います。逆にニス仕上げのものは全く湿気吸わないんで、一晩置いたほうが無難だと思います。
あと穴が空いてるタイプのシューツリー。

これなら湿気は吸わないでしょうけど、それなりに通気性が担保されてるんで、すぐに入れちゃってOKだと思います。
まとめ!
今ふと思ったんですけど、革靴カビたら対処のしようがありますけど、型崩れ起こした時って何か対処方法あるんですかね…?
型崩れ起こしたら一発OUTっていう話なら、すぐにシューツリー入れたほうがいいのかも…?
のすけ も夏場とかの湿気やすい環境のとき以外は、シューツリーすぐ入れる派に鞍替えしようかな。
カビたらカビたで相当ショックだし、対処可能といっても中々に面倒くさそうなんですよね。
悩ましい。
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