革靴界隈では「高級な革靴ほどコスパがいい」という話がまことしやかに囁かれています。
ただ実体験としてほんとに高級革靴はコスパがいいのか?なんて思ったりすることもあるので、今日はこの辺の思いをまとめてみようかなと思います。
毎回のごとく内容はほぼ0なんで気の向いた時に読んでいただけると幸いです。
革靴のコスパ
「私は、安い靴を買うほど裕福ではない。」とは、ある英国紳士の名言。
つまり「安い靴は寿命が短いのですぐに買い替える必要があり、かえって高くつく」という意味です。
たしかに「高級革靴は安い革靴よりも実はコスパがいい!!」みたいな話はよく聞きますし、なるほどなと思ったこともありますが、最近我が家の靴棚を見ているとふと思います。
絶対に高級革靴ってコスパ悪い。
1万円のセメント製法の革靴を3足ローテして2年で履きつぶすのと、3万円のグッドイヤーウェルテッドの革靴を3足ローテして修理しながら10年履くのと…っていう話でいくと、確かに3万円の革靴のほうがコスパがいいケースもあるかもしれませんが、今回はそんな話じゃあないのです。
革靴に興味を持ってしまうという落とし穴
たかが革靴、実用品でしょ。と割り切れる方は別にいいのです。あとはスーツとか腕時計とかトータルで考えた時に、そこそこ良い革靴履きたいっていう方もそれでいいのです。
ただ問題なのは革靴にハマってしまうこと。
最初の一足はストレートチップだったけど、今度はセミブローグがいいなー、とか。
雨用の革靴も揃えなきゃなー、とか。
もっと履き心地のいい靴があるんじゃないか、とか。
うわ、この靴セールかかっててめっちゃお得じゃん、とか。
こうなってくると徐々に実用品である革靴から嗜好品としての革靴に思考が変わっていきます。

嗜好品なんだから、コスパとか関係なく10万とかする革靴が欲しくなってしまうわけです。
そして待ち受けるシューケアグッズ沼
百歩譲って革靴に興味を持つくらいならいいのです。更に厄介なのはそこからシューケアグッズにも凝り始めること。
シューケアグッズに使ってきたお金で一足買えてたんじゃ?と思ってる方は少なくないんじゃないでしょうか。
せっかくお気に入りの一足に出会えたのだから、大切に扱っていきたいってのが人情ってもんです。なんなら鏡面磨きとかしてピカピカにしてあげたくなることもあるでしょう。
所謂、靴磨き沼です。
そうなると必要になってくるのが、シュークリームだったりワックス、ブラシ等々のシューケアグッズ。
このクリームはやれ保湿効果が高いだの、このワックスはやれ鏡面になりやすいだの、このブラシは手植えだから毛抜けが少ないだのという情報を見ると試してみたくもなります。
まだクリーム残ってるのに他のクリーム買い足してしまうのは のすけ だけじゃないはず。でもクリームって全然減らなくないですか?のすけ だけ?
それはさておき、のすけ の場合は鏡面磨きもそんなにやらないんでワックスもそんなに持ってないんでいいですが、クリームの所持数は明らかに過多です。
最近はブラシも少しずつ買い替えていこうかなと密かに思っています。
革靴を趣味にする
あなたにとって革靴が実用品の域を出たのなら、それはもう立派な趣味です。あと必要なのはそれを受け入れる勇気だけ。
のすけ も久しぶりに会った友人に「休日は靴磨きにハマってる」と言ったときは、こいつヤベえやつだな、みたいな目をされました。妻からも、こいつまた靴買うのかよ、みたいな視線を感じます。それでも のすけ は今日も元気です。
それはさておき、革靴が趣味ならば最早コスパなんてものは関係ないわけです。あなたがいま買おうか悩んでいるその革靴は、必要だから買うのではなく欲しいから買うのです。
お洒落は足元から、というどこかで聞いたことのある言葉なんかでごまかす必要なんてないのです。
そもそもこんな世のはてみたいなところにあるブログを読んでいただいている方は間違いなく、ただの靴好きです。
ビスポーク常連の方も、3万円台の靴を履いてる方も、靴磨きで全然革靴が光らない人も、等しく皆革靴を愛する人たちです。
「革靴が好きだ!」と誰に遠慮するでもなく胸を張って言っていいのです。
まとめ!
革靴に興味を持った時点でコスパなぞという概念は空の彼方に吹き飛びますが、革靴を趣味にするという転換点を迎えたのならば、メリット・デメリット関係なく楽しんだ者勝ちです。
見て楽しみ、履いて楽しみ、磨いて楽しむ。なんと素晴らしきことか。
皆様が良き革靴ライフを送られんことを!
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