最近は腕時計を付けていない社会人も珍しくなくなってきました。
また、会社には付けていくけどプライベートでは付けないよ、という方もいるのではないでしょうか。
しかし、腕時計というものは男性が身に着けることができる数少ない装飾具の一つです。
男に生まれたからには腕時計にもこだわりたい のすけです。
今回は、日本が世界に誇る腕時計ブランド、グランドセイコー(Grand Seiko)からSBGR251のご紹介です。
奥様からのプレゼント
こちらのSBGR251は奥様から婚約指輪のお返しでいただいたものになります。
物自体は のすけが選んだのですが、婚約指輪のお返しということで一生物となり得る腕時計を条件に選びました。
その条件とは以下の3つになります。
機械式であること
一生物の腕時計を探すにあたり、ほぼ必須条件となるのが「機械式」であるということです。
細かい箇所は省略しますが、クオーツ式の腕時計は20~30年程度で寿命を迎えると言われています。
また基本的に電子回路が壊れたクオーツ式腕時計は修理することができません。
機械式の腕時計も20~30年も使えばどこかしらに不具合が起きるでしょう。
しかし機械式の腕時計は何十年経ったとしても修理することができます。
基本的に20~30年も使うことができれば満足ですが、今回選定する条件は「一生物である」という点であるため、駆動方式は機械式に限定しました。
シンプルな三針モデルであること
これから一生使い続けるにあたり、確実に飽きることがないであろう三針モデルにしました。
クロノグラフやダイバーもかっこいいですが、自分が70歳や80歳になったときの手元を想像すると、一番しっくりくるのはシンプルな三針モデルかなと。
また文字盤は白かシルバーにしようと思いました。
白かシルバーの文字盤であれば会社に付けていくのはもちろん、冠婚葬祭にも問題ありませんしね。
例えば夫婦で結婚式などに行く場合、奥様は婚約指輪をしていくでしょう。
その時に私がお返しにもらった腕時計をしていけたらいいなとも思いました。
国産時計であること
のすけ自身が国産ブランドが好きということもあるのですが、単純に婚約指輪が国内老舗ブランドのものだったので、そのお返しも国内ブランドにしようかなと笑
さっきの結婚式の話じゃないですけど、二人で指輪と腕時計を付ける機会があったときに、どちらも国内ブランドの物であったほうが統一感がありません?笑
グランドセイコー SBGR251

まずは簡単にSBGR251の紹介です。
ブランド | グランドセイコー / Grand Seiko |
モデル | SBGR251 |
ムーブメント | 9S65(手巻付き自動巻きムーブメント) |
駆動時間 | 最大巻上時約72時間 |
精度 | 平均日差:+5秒~-3秒 |
ケースサイズ | 横 37mm × 厚さ 13.3mm |
重さ | 140g |
風防 | デュアルカーブサファイア |
防水性能 | 10気圧防水 |
ケース径は37mmと小ぶりなサイズになっています。
日本人の手首周りの平均は16~17cmとのことなので、手首の細い日本人にはぴったりなサイズ感。
のすけの手首回りは16.5cmですが、これくらいがちょうどいいサイズ感だと思います。

厚さは13.3mmとけっこう厚みがあります。ただ実際に手に着けてみると思ったより厚みは感じません。
細かい箇所までこだわった外装

やはりグランドセイコー、ケースや文字盤の仕上げは素晴らしいです。
ポリッシュ仕上げとサテン仕上げのコントラストがたまりません。
エッジ部分のポリッシュ仕上げが特に秀逸でギラリと磨き上げられています。
また針とインデックスも丁寧に作りこまれています。
特に針は機械式らしく重厚感があり、刃物じゃないかってくらいに磨き上げらています。

ベルト部分もポリッシュ仕上げとサテン仕上げのコントラストになっています。
ポリッシュ仕上げは非常に手間のかかる処理になりますが、ここまで徹底したポリッシュ仕上げを行っているのはグランドセイコーくらいです。
グランドセイコーというとスイス時計にくらべて色気のない外見と言われることも多いですが、このように細かい箇所まで抜かりなく仕上げているところに日本人のこだわりというか日本の時計メーカーとしてのこだわりを感じますね。
ムーブメントは9S65

裏側はスケルトンになっていて、搭載されているセイコーが自社開発した9S65というムーブメントが見えます。
精度は静止時で+5秒~-3秒とスイス公式クロノメーター検定機関のC.O.S.C.で定められた+6~-4秒よりも厳しい基準となっています。
正確に測定しているわけではありませんが、実際に一日付けていたとしても5秒程度のズレです。
修正は月に一度で問題ないかと思います。
さすがグランドセイコー、精度も問題なく優秀です。
SBGR251のまとめ

「最高の普通」、「実用時計の最高峰」がグランドセイコーのコンセプトですが、SBGR251は正にそのブランドコンセプトを体現する腕時計だと思います。
三針にシルバー文字盤でシンプルかつフォーマルなデザインに、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げのコントラストでキラキラと光る外装。
光に当たるとキラキラと光りますが、シンプルな見た目もあり非常に上品に仕上がっています。
またムーブメントも非常に正確な自社製のムーブメントも搭載しています。
ブランド性でこそスイスメーカーには負けますが、外見も中身も日本の職人のこだわりの詰まった最高の腕時計です。
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