新型コロナウイルスの影響で経済がやばい、みたいなニュースも最近は見慣れてきた感があります。
緊急事態宣言の延長による経済損失は~、というようなニュースが流れるたびに金額的な実感とかは湧かないものの、肌感覚として日本経済やばいんだなくらいは思います。
しがない一サラリーマンに出来る事は限られているものの、なんとか日本経済を立て直す一助を担えないものかと眠れぬ日々を過ごしております。
そうして物思いに耽っていたある日、唐突に気付きました。革靴を買おう!!
革靴買って経済貢献!!
皆様ご承知おきの通り、経済というものはモノやサービスを売ったり買ったりすることによって成り立っています。消費者から生産者に対して対価(お金)が支払われ、そのお金がまた別の生産者に支払われるという循環になっている、ざっくり言うとこんな感じでしょうか。
つまり、皆がお金を使えば巡り巡ってまた自分のところにお金が返ってくるわけです。使ったら使った分だけ返ってくるみたいな話も聞きますしね。無限ループみたいなもんです。
ちなみに経済という言葉の語源は経世済民という中国の古典に登場する言葉です。意味は文字通り、世を治め民を救うことです。
と、いうことで のすけ は革靴買って世の中のお金を回し、世の中に貢献し、果ては民草を救う所存です。
そしてここでポイントになるのが、今回のターゲットは国産の革靴という点です。
国外の会社だったり国外で生産されている革靴であれば、当然支払ったお金の多くが国外の誰かの手元に渡り、国外で回っていくわけです。その点、国内生産の革靴であれば、支払ったお金の多くが国内で回っていくことになります。
今回の目的は、あくまで日本経済への貢献です。断じて自分自身の欲求の為ではありません。ここ大事です。
イギリスやスペイン、フランスの革靴も気になる今日此頃ではありますが、ここはぐっと堪えて国産革靴に目を向けます。
気になる国内革靴メーカー、ブランド!!
と、いうことで、以下いつも通り のすけ が気になっている革靴をつらつらと書いていきますよ。
RENDO
まずはみんな大好きRENDOから。
RENDOは2013年に吉見鉄平さんが立ち上げたシューズブランドです。
RENDOでは吉見さんが木型の製作を行い、生産は浅草の熟練した職人技を持つ工房に依頼されているようです。今回の「日本経済に貢献」という目的にはピッタリですね。
RENDOでは既製靴とパターンオーダーが展開されていますが、のすけ が俄然気になるのはパターンオーダーです。RENDOのパターンオーダーの特徴としてよく言われるのが、とにかく自由度が高いということ。なんでもパターンオーダーなんで木型はある程度決まっているものの、それ以外はビスポーク並みに自由度が高いとかなんとか。
つまり、夜な夜な妄想していたあんな一足や、ビスポークじゃなきゃ実現できないかと諦めていたこんな一足もお手頃価格で叶うと?やばいぜRENDO。
しかも木型に関しても、吉見さんのこだわりがふんだんに詰まった木型とのこと。フィット感も高く、カカトもめっちゃいい感じらしいです。もうRENDOだけあればいいんじゃ??
パターンオーダーは常時浅草の店舗で受け付けてるそうですが、定期的にパターンオーダー会を各地で開催しているのもありがたいです。
でも浅草の店舗にも一度行ってみたい。
CLEMATIS GINZA
お次はCLEMATIS GINZA(クレマチス銀座)です。
クレマチス銀座は高野圭太郎さんが2008年に立ち上げたシューズブランドです。
クレマチス銀座では、ビスポーク、セミビスポーク、パターンオーダー、レディメイドが展開されてますが、ここでも気になるのはパターンオーダーです。
クレマチス銀座のパターンオーダーは木型の製作は高野さんが、実際の製靴は浅草のJOE WORKSで担当されているようです。ちなみに、JOE WORKSでは独自にJOE WORKS名義でパターンオーダー受け付けてますし、KOKONも製靴はJOE WORKSに委託されてるっぽいです。それぞれの違いは木型くらいだと思います。詳しくは分かりませんが。
クレマチス銀座には実際に訪問したことがあり、試着させてもらったんですけど、とにかく木型がすごかったです。甲が低く、流れるような流線型のフォルムなんですが、不思議とどこもキツくない。じゃあ、ゆとりがあるのかって言うとそうでもない。のすけ の足に合ってるってだけの話かもしれませんが、とにかく履いてて気持ちいい靴でした。しかもヒールカップも小振りときてます。最高か。
KOKONやJOE WORKSも気になるところですが、とにかくクレマチス銀座の木型が最高すぎてヤバいです。どのくらいヤバいかって言うと、絶対にいつか買うと決意するほどにはヤバいです。
Manufacturers
最後はManufacturers(マニュファクチャーズ)です。
マニュファクチャーズはユニオンインペリアルなどのブランドを展開している、世界長ユニオンが2020年秋に立ち上げた新しいブランドです。
マニュファクチャーズは基本的にはパターンオーダーのブランドのようですが、日比谷にある世界長ユニオンの直営店でも少数ながら既製品も取り扱ってるようです。
マニュファクチャーズはその名の通り、世界長ユニオンの職人さんたち発信によるブランドです。職人さんが企画・商品開発から関わり、持てる技術を注ぎ込んだ上でかっこいい靴を作る、というコンセプトみたいです。かっこいい。そういうのに弱いです。
そのコンセプトに違わず、ベベルドウェストとシームレスヒールが標準仕様という贅沢っぷり。最高か。
木型についての情報はあまり無さそうですが、ユニオンインペリアルとかと同じ会社なんでたぶん履き心地も抜群です。のすけ の持ってるU1541もT606履き心地最高なんで、マニュファクチャーズもたぶん履き心地最高です。
惜しむらくはパターンオーダーの受付が今のところ鎌ケ谷の工場のみというところ。のすけ の家からだと鎌ケ谷けっこう行きづらいんですよね。そんなん知ったこっちゃないって話ですが。でもこんな機会でもないと革靴の工場行くことなんてないと思うんで、行ってみても楽しいかもしれませんね。
まとめ!
日本経済の話ししてたはずが、結局いつも通り気になる革靴書くだけの記事になってしまいました。でも今回は物欲にまかせてるわけではなく、日本経済の為という大義名分があります。
皆様も奥様や彼女を説得するときにこんな話しをしてみたら、案外納得してもらえるかもしれませんよ。責任はとれませんが笑
追記:マニュファクチャーズのローファー買いました!
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